ドイツ2日目〜小生、ドイツの日曜日は本当に日曜日なことに衝撃を受ける〜

教会ハンパない。うるさすぎる。朝6時から轟音の鐘が鳴り続ける。これまでの人生で最も豪快な目覚まし時計。10時からは日曜ミサらしく、どんどん地元民が集まってくる。

自分の部屋以外に共通のリラクゼーションスペースがあるのだが、なかなか居心地が良い。論文を執筆するために長時間デスクに向かう環境を早く整えたいところ。

ティーバンクのカードでお金を下ろすのに成功。一安心。

日曜日、徹底的に全ての店が閉まってる。スーパーマーケットで日用品調達の計画が早くも頓挫。店もかなりの数が休み。彼らにとって、日曜日は本当に「日曜日」であって、稼ぎ時とかいう発想は無いようだ。シャンプーと石鹸だけなんとか購入。

カフェ・エミリーといういい感じのオープンカフェで朝御飯。気候は温度も湿度もちょうど良すぎて、ハンモックが欲しくなる。インターネットも使えるから、毎週日曜の朝はここでコーヒーを飲もう。

出発の日に思い付きで買ったドイツ語電子辞書がここまで役立つと思わなかった。豚カツ、フライドポテト、サンドイッチというボキャブラリーを仕入れた。

豚カツ…これは朝御飯ではない。というか、ポテトの量が尋常じゃない。ウエイトレスのお姉さんが「私のお気に入りよ!」と言うから頼んだのだが、冷静に考えるとお姉さんの脂肪量も尋常じゃなかった…。今度からは視界で一番痩せてる女性のものと同じものを食べよう。隣のドイツ人にしては珍しく痩せてる女のコが、サラダセットを食べてるのを見ながら思った。

散歩。小一時間ほどで街は一周できる。小さくていい街。街中、どこもかしこもオープンカフェで、人々が談笑を楽しんでいる。去年の冬に来たところを歩いたのだが、雰囲気が全く違っていてびっくりした。クリスマスシーズンが特別なのだろうけれど。

僕の滞在しているKIT guesthouseの周りには、KITのキャンパスが広がっていて、大学のゲートを越えたところには、「しゃれおつ」以外に(あくまで「おしゃれ」とは違う)形容する言葉が無い家々が立ち並び、その表札には、「Prof.」が並ぶ。しゃれおつ!

兎にも角にも、料理の量が多い。ビールは彼らと同じほど飲む事は可能だが、料理は全く歯が立たない。アメリカでもそうだけど、残った分はテイクアウトにしてもらって、次の日の朝ご飯と昼ご飯になる。晩ご飯はケバブ。こんなに食べられるはずがない。

一部の困っている方々には申し訳ないが、「円高」様々。これが1ユーロ170円とかだったら感覚が全然違うんだろうけれど、今のヨーロッパは本当に物価が安い国。ちなみに、今日何店舗か価格調査したのだが、樽生のビール300mlの相場が2.5ユーロ(=250円)。だいたい、どの店でもビールの価格=コーラの価格。